急変から25日目~ICU2⑬~
2月19日(水)
昼からゼリーが開始になる。
摂取量は、昼5割、夕10割!
昼食は面会時間の前なので、摂取状態を見ることはできなかったが、夕食はギリギリ面会時間の間に提供される。
「美味しい?」聞いてみるが、顔の表情は微妙。
元々、ゼリーはあんまり好きではない。
パパは、プリン派!
ハウスのプリンミクスを10箱使って、ボールで「デカプリン」を作っていた。(笑)
そんなパパなので微妙な表情やったと思う。
看護師から、ミトンを2回外したと聞く。
嫌なんやろな…。ベッドに紐でガッチリ縛る抑制帯にはならないようにしたい。
面会時に、粗を探す訳ではないが…
今日は排泄物らしき物で、シーツが汚れている。
ベッドアップをしているが、ベッド足元に右拇趾があたっている。
私も入院患者全員の足先まで観察できていたか!?と言われると、正直わからない。
でも、ベッドアップして経管栄養を注入する時には、足先がベッドにあたっていないか?
次の巡回まで危険がないように、頭を上げたら、膝も少し上げたり、クッションを挟んだりしていた。
受け持っている患者の人数と重症度から考えて、「ちょっとどうかな…」と思ってしまう。
今日も寄せ書き見せる。一人一人のメッセージを読み上げる。
パパは黙って聞いている。
動画があることを伝えると、 「動画もあんの?」と嬉しそうにびっくり顔している。
「トイレ行く」と何度も言うけど、「まだ、無理やし。管が入っとるけん大丈夫!」と言い聞かす。
大学病院に入院中の事を認識していないが、「入院しとる」と、伝えると「医学部?」と聞き返す。
両鼠蹊のECMOを抜管した後の傷も、仙骨部の褥瘡も、数日前から数カ所に出現してきている膿疹の事も気になり、
担当医師に傷の治癒力が悪い事伝える。
発症前から、幼少の頃の傷もケロイドになり、大きく隆起している。虫刺されも大きく腫脹し、浸出液が出る。
担当医師は、現在血糖も高いことから糖尿病内科医師にコンサルする。
現在、インスリン2.5投与中。
面会時間終了の15分前に院内放送で音楽が鳴る。
いつも、この音楽が鳴り出すと帰り支度を始める。
今日は、その音楽が鳴り出すと、急いで私の手を握る。
何か言うわけではなく、ただ手を握るだけ…
私は、手を握ったまま「明日、また来るけんね!」
パパはまた「早よ来るんよ」と、私に言う(笑)
ほやけん!「早よ来てね」やろ!
午前中、占い師の藤田さんの所に行く。藤田さんは
「治る!手の震えや歩行などの後遺症は時間が解決する」と言ってくれる。
「パパは、寿命は終わって、余命で生きている。この程度ですんでいるのが不思議。1ヶ月経ってごらん。ずいぶん良くなってるよ」とも言われる。
言霊!言霊!そう信じて、口に出して、言葉にして、頑張る!
<血液検査結果>
CRP1.30→0.76 (正常値:0.2以下) トロポニンⅠデータなし
クレアチニン0.91→0.83(正常値:0.5~1.2)
血色素量 データなし(正常値:13.5~17.6) 血小板数 データなし(正常値:13.1~36.9)
ナトリウム140→139(正常値:139~149) カリウム4.0→4.2(正常値:3.8~4.8) クロール113→114(100~114)
*CRPが1以下になった!
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