始めての洗濯物受け渡しに行った。劇症型心筋炎発症88日目②~回復期①~
2020年4月22日 ②
次女の奨学金手続きの後は、自宅に戻って運気上昇の為、キッチンを掃除、部屋の片付けをした。
パパが発症する前から、風水で色を決めたり、行動したり、目に見えない世界を信じていた。
と、いうか同じ事をしても、良い効果が現われる方がお得♡って軽い感じ。
昨日、買ってきたパパの新しい服達。
リハビリしやすいように、着脱しやすいように、パパの好みを考慮してテンション上げてリハビリに励むことができるように!
そんな思いを持ちながら、洗濯した後、記名する。
私は以前から、子供の服も、自分のユニフォームもそうだが、服に直接記名するのが嫌いで、ミシンで名前を刺繍していた。
刺繍できないものには、ラベルに刺繍して縫い付けていた。
今回もそうしたかったが、さすがに間に合わない。
妥協して、ネームラベルに書いて、アイロンで貼り付ける。
これって、洗濯しても剥がれんのかいな?と、やや不安に思いながら貼り付ける。
ランドリーバッグも記名して、準備した。
そして、初めての洗濯物受け渡しに行く。
病院のロビーに病棟毎にまとめられた洗濯物の袋の山。
病棟と名前を伝えると、その中から探して渡してくれる。
そして持参した物を渡す。
通常なら、これで終わりだけど、やっぱり気になるので
「昨日入院したばかりなんですけど、様子わかりますか?」と、ダメもとで聞いてみる。
「それは気になりますよね〜」と、病棟に電話してくれる。
少し待つと師長が降りてきてくれて、まずは、お互い初対面なのでご挨拶。
その後、様子を聞かせてくれた。
師長
「昨夜は0:00頃までは覚醒し、脱衣行為もあり。その後は朝まで入眠。スタッフとも、環境とも慣れてくると少し違ってくると思う。リハビリも拒否なく訓練室に行っている。さっき「歩く」と言いだし、車椅子では納得せず、歩きたい!とやや興奮するが、スタッフを替えて落ち着く。安定剤投与はせず、センサー以外の抑制は使っていない。」と。
忙しい中、時間を取って、様子を聞かせてもらってありがたい。
この少しの時間が、少しの労力が、こんなに安心を与えてくれる事を実感した。
私も、少し前までは医療者側であったが、このような時間をちゃんと取っていたか!?振り返ってみる。
子供に手がかからなくなってからは、終業時間に焦ることはなくなっていたので(保育園のお迎え)比較的関わる時間を取っていたつもりだが、業務の多さに対しては時間を取っていなかった。
つまり、ここで時間を取ってしまうと、他の患者に不利益なことが起こる。(必要な患者に必要な時に吸引しないと窒息する等)という場合は、優先順位という便利な言葉で片付けていた気がする。
家族や患者の気持ちに寄り添ったり、保険点数にならないような事を充実させるには何が必要か?
それは、チーム全体の意識と協力がなければできない。マンパワーでは限りがある。
職種や役職など、どうでも良い!!
誰でも、できる人が、できる事を、できる時にする!
それは、全ての患者のために。と、ベクトルを自分達ではなく、患者にすることで意識が変わるのかな。
そうすることによって、患者・家族から向けられるエネルギーも変わってくるような気がした。
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