劇症型心筋炎発症80日目～血管外科⑳～

2020年4月14日　（朝から夕方まで）

 

早朝に保護フィルム剥がしあり。そのまま解放しておく。

血管外科医処置施行。

「不良肉芽が少しあったので、擦ってのけました。血が出るようなら、看護師に言って変えてもらって下さいね。」と。

処置の時はかなり痛そうで、腕を押さえる力もかなりいる。

 

一時帰宅の前に、心理士2名と話す。

昨夜の様子や、以前のようにはっきり会話できる時間も戻ってきた事を報告する。

訪室時に、少し話す程度では、なかなかわかりにくいことかも知れないが、私にとっては大きな事だ。

 

今日は、午前中に寝て、午後は覚醒を促すようにする。

 

一時帰宅後は、浄化槽の点検がありエスティマを動かす。

ハンドルを何度も切り返しして、動かす。

やっぱり、パパのハンドル裁きにはほど遠いよ。

とても良い天気で気持ちが良いけど、プランターの花は散ってしまっている。

いつもなら、植え替えするのにな。

浄化槽の点検の人に、わさび(愛犬)が猛烈に吠え続ける為、長女が散歩に連れ出す。

体調が良くなかった次女も、大分回復した様子で安心した。

長女が次女の学校に提出物を持って行ってくれ、私は2時間ほど仮眠を使用と横になる。みんなで協力！乗り切ろう！！ありがとね。

そんな事思って甘えていたが、眠れない…

寝ようとすると更に目が覚める。

しょうがないので、ぶりの照り焼きと生姜焼きの味付け仕込み、牛すじのボイルして、料理の下準備をしておく。

自転車に乗っても天気が良いのは気持ち良くて、漕ぐのも軽い！

太陽のパワーってすごいな。

パパはどんな感じで過ごしたかな～。

 

帰院時、ステーションには荷物のみ。「リハビリ？」

病室に荷物を置きに行くとセンサー装着して寝ている…

荷物を取りに行き、ステーションで聞いてみると

「さっき、リハビリの人が部屋で運動してたんです。それまでは起きてましたよ！」と。

ほんとかいな？？と思う気持ちもあったが、そんなことはどうでもえーわ！

このまま寝てもらっては困る！！

車椅子に移乗して、散歩に連れ出す。駐車場を出て、道路に行き、どこかわかるか聞いてみる。

「わかるよ。○○病院の横のところやろ？」

「正解！」

巨大クレーンを眺めながら、病院に入院していることを再認識させる。

そして、何で入院しているのかわかるか聞いてみる。

「身体が悪いけんやろ？」と。

当たり前じゃ！他にどんな理由がある！？と、言いたいところだが、我慢。我慢。

その後は受付の方に車椅子を押して、玄関から外に出ようとしたところ「トイレに行きたい」と訴える。

病室に帰ろうかと思ったが、途中でトイレの表示を自ら指さしたので、新館の身障者トイレに行った。

新館の身障者トイレは、やっぱり使いやすい！介助がやりやすい。

でも、結局何も排泄なく、遠回りして病室に戻る。

病室の階は覚えているが、病室は覚えていない。

エレベーター降りて右、そしてまたすぐ右、南側の部屋という事は認識できているが、部屋番号は覚えていない。

病室の名前を一つずつ確認しながら進む。自分の名前を指さす。