回復期リハビリテーション病院へ転院しました 劇症型心筋炎発症87日目~血管外科㉗~
2020年4月21日 回復期リハビリテーション病院に転院①
起床後洗顔、シャンプー、陰部洗浄、足浴、清拭、朝食、荷物の整理をする。
昨夜のお説教も忘れている。また、覚えてない。
何度も「今日行くんよ」と伝えるが、布団を被ってくつろごうとする。
8:30にY子さんが自宅に来てくれて、娘達を連れて来てくれる。
夜勤入りなのにありがたい。
娘達到着後、私を駐車場に送ってもらって車に乗り、病院の玄関前に車をつける。
カートを持って上がり荷物をカートに乗せる。
10:00予定やったけど、10分ほど早めに出発。
プライマリーのY看護師と話しながら廊下を歩いた。
「回復期リハビリテーション病院を退院したら、必ず会いにきますから!
その時は、奥さんはずっと付き添って大変でしたよ。すごいお世話してました。一生尽くさんといかんですよ。」って、よーに言うてよ〜!」と私は冗談を言う。
Y看護師は、笑顔で
「言います!言います!ホントですよ~」なんて、笑いながら見送られた。
エレベーターの前では、師長のKちゃんも見送ってくれていたのに、パパは
「この人意地悪ばっかり言うんよ」とか言っていた。(笑)
玄関前に停めていたウチの軽バンの後部席に、私の肩に捕まらせて引き揚げながら、長女が膝の上にパパのお尻を乗せて押し上げ、車の中から次女が引っ張る。と、いう3人がかりで乗せたけど、何とかなるもんやね。
けっこう余裕で乗せれたわ。
「どこかわかる?」「松商の裏やろ?」「そうそう」普通の会話だった。
石手川を越えたぐらいに、長女がBGMで「それが大事」をかけて歌いだした。
歌詞がね…
その歌は、パパと知り合った頃に流行って、カラオケでパパも歌ったりしてて…
「ごめん。この歌は泣ける」私は、口に出してしまった。
同時に、パパが歌いながら号泣。長女も次女も私も号泣。
負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じ抜く事。ダメになりそうな時それが一番大事。
もう、これから転院して、面会もできない事をわかっている。
1人で頑張れるんかな?これからがほんとの試練。不安。そんな事も考えつつ、何より、パパ。
今の自分の状態が本当に辛いよね…
ぼんやりかもしれんけど、自分の身体が思うように動かず、頭の中もおかしくて、頼りの私には怒られて、心も折れてしまうよね。みんなが辛くて我慢できずに、結局到着するまで号泣だった。
到着したら、今度は車から車椅子に移乗。
車椅子が低くてちょっと「大丈夫か?!」と思ったけど、これまた、上手く移乗できた。
ここで、娘達とはお別れ。
「パパ、頑張ってね。」目に涙を浮かべて、手を握る2人を見て、当然また、泣く。
院内のロビーは、他にも入院する人が数人いたけど、段取りよく対応していた。
ロビーはホテルみたいで、外には散歩道が見えて素敵な環境。
この散歩道を歩けるようになるのはいつぐらいなんかな…
面会に来て「ちょっと、外歩いてきます!」「いってらっしゃい」なんてスタッフと話せるようになるのは?
夏にはそうなってたら良いな〜。
面会制限解除になって久しぶりに会ったら、普通に会話できてたら良いのに。
いろんな事を思いながら手続きしてた。
パパは検査へ。介護スタッフに病室に案内されて、荷物をかたづけた。介護スタッフもしっかりしてて、安心。
そうこうしていると、パパが看護師と一緒に帰ってきた。医師の診察。そして、面談。
わかっていたことだが、この面談がまぁまぁ辛かった。
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