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始まり②~劇症型心筋炎との闘い~

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叔父さんの急死と網状皮斑出現で胸騒ぎが止まらない 
~劇症型心筋炎との闘い・心筋炎診断前②~

叔父さんの急死と網状皮斑出現で胸騒ぎが止まらない ~劇症型心筋炎との闘い・心筋炎診断前②~

1月21日(火)発症前④

朝から37.0度台。前から予定していた長女と2人で女子会。

飛鳥の湯に行って、予約していた足ツボマッサージ。「道後に行くんやったら買うてきて!」と、頼まれていた「つぼやの坊ちゃんだんご」は定休日で買えず。足ツボの時間も伝えていたのに、私の携帯に不在着信が入っていた。

「どしたん?何か、用事?」LINEいれると、「用事はなくてもかけるんよ😀」と。

昼に、ヨーグルトと、まるごといちごを食べてから大下痢やった。LINEで話す。夕食は鮭粥。ちゃんと摂取できる。


1月22日(水)発症前⑤

熱は毎日39.0度まで上がり、解熱剤で37.0度台を繰り返す。かかりつけ医受診。インフル(−)抗生剤内服変更し、1週間分処方される。「飲み切って熱が下がらんかったら、また来て」と。

私はこの日、17:30から病棟会。日勤の業務は終わってなくて、病棟会の後で記録して21:00前までかかる。

その日の夜勤は親友のY子さん。「おつかれ~!遅なったな。」「うん」いつもは喋って帰るけど、胸騒ぎがして「あのね、旦那、熱があるんよ」と話す。高熱で、インフルエンザはマイナスで…「えー!?何なんやろ!?早よ帰りや」そう話しながら帰る。

いつもは遅くなっても気にならなかったが、何かやっぱり気になる。不安。

夜も39.0まで発熱。入眠中呻吟。発汗多量。


1月23日(木)発症前⑥

夜勤の予定であった為、朝から夕食のシチューを作る。

パパは、23日1:23Twitterで39.3度「おいおい…」呟いていた。朝は出勤していたが、熱が上がって「しんどい」と、帰ってきて横になる。

シチューができて「食べる?」と、聞いたけど、「食欲ない」と言い食べない。

「ねぇ!やっぱりおかしくない?インフルでもなく高熱が続いて…。」「ほやけど、昨日も病院行ったし…」と。

「大体、〇〇病院(かかりつけ医)はヤブなんよ!熱下がらんのにどうするつもりなん?!もっと違う病院行きや!」

私は、ちょっと苛立ちながら言う。心配なのと、嫌な予感と、不安で怒って言ってしまった。

パパは、しんどかったんやろね。「とりあえず、昨日出された薬を飲み切って、それでも熱が下がらんかったら来て。って言われとるけん、そうするよ。」と、半分喧嘩しながら、私一人でシチューを食べる。

食べた後、夜勤前の仮眠するために2階の寝室へ行ってすぐ、パパの電話が鳴った。

「仕事関係やろ…」

「ん?ちょっと違うな…」と思ってた時、「おかーにー」呼ばれた気がした。


なぜか、パパは昔から人のことを普通に呼ばない事が多い。ネーミングセンスもあって、娘達や友人の名前、ペットの名前も、セカンドネーム的な呼び方が出世魚のように次々ある。

その頃、我が家では、私のことを「おかーにー」パパのことを「おとーにー」と呼んでいた。なので、私は呼ばれた気がして、布団から出て2階の吹き抜けから「呼んだ?」と、聞きながら階段を降りる。

「〇〇(叔父さんの名前)の心臓が止まって、今心臓マッサージしよるらしい。T(パパの従兄弟)から電話が今あった。たぶんダメやろうって。」

「えーーーー!?」

体調が悪いことも何も知らなかったので、びっくり!!しかなかった。

パパもびっくりしていたけど、多分自分の身体がしんどかった事で、辛そうに喋っていた。

すぐに勤務の都合をつけて、お義姉さんに連絡して、「とりあえず、今から行ってくる!」と言う私に

「行ってきてくれる?わし、よう行かんわい」と。

「何の熱だかわからんのに、行ったりできんよ。そんな状態では行けれんやろ?かまんよ!1人で行ってくる!また、わかったら電話するけん!」

パパは、従兄弟に「とりあえず、嫁がすぐに行くけん、遠慮なく使うてくれてかまんけん。」と電話していたけど、この後の、2人の娘の段取りを指示して、すぐに準備して行く私に、嬉しそうに半笑いで「まぁちゃんは、嫁の鏡やな(笑)」と言いながら、「ありがとう。頼むね。」こんな時のいつものやりとりをして、私は新居浜まで行った。

この時のパパの穏やかな表情の顔が今でも忘れられない。私に向ける優しい顔は、この時が最後やった。

病院に着いた時には、叔父さんはエンゼルケア中で、他の親族とロビーの椅子で待ちながら経過を聞いていた。

Tちゃんは長男で、我が家とは仲が良い。

パパの従兄弟か、私の従兄弟かわからないくらい遠慮がない。義理の従兄弟なのに、私の言う事には「はいはい」と笑いながら聞き入れてくれる。そんな従兄弟が、叔父さんが入院していたことを知らせてなくて、こんなことになってしまった事を謝る。

「今後、松山に転院するかもしれんかって、その時にはお願いする事もあると思って。今はまだ言わんでかまん。って、おとんも言うけん。入院したことも知らせてなかったんよ。ほやけど、まさか死ぬやか思わんや…こんなになってしもたら、知らせんかった事を、ホントに申し訳なかった思うし、後悔する。」と、涙ながらに話す姿を見て、自責の念でいっぱいな事が伝わった。

待っている間、パパは高熱で来られないことを話すと、叔母さんや、他の従兄弟に「大きな総合病院に連れていかんかい」って口を揃えて言われた。

もちろん、そのつもりやったけど、問題はタイミングと本人の意志!えー大人を、それも私の倍ぐらいある体格の男を引きずって連れて行けるわけもない。やっぱり、説得して連れていかないと、検査もできんし…

叔父さんの通夜は明日に決まり、とりあえず自宅に帰った。娘2人も遅れて到着し、叔父さんの顔を見て、お手伝いに励んだ。19:00頃、パパのことも心配で新居浜を出て、帰宅後にみんなでパパを説得。もう、お願いやったね。

救急当番が長女の病院であることもあり、説得に応じて夜間救急を受診する。待つ間、しんどそうで、長椅子に横になり多汗。着ていた服もびっしょり濡れる。血圧130台(いつもより低め)SPO2=96%

他の病院でインフルエンザがマイナスであったこともあり、胸部レントゲン検査のみで

「抗生剤を変えてみて、このまま1週間ぐらいしても熱が続くようならもっと詳しい検査をしてください。今日は、これで様子みましょう」と、軽く言われた。私はブチ切れた!

「もう、1週間高熱が出て、原因がわからないまま。こんな状態では、仕事も行けない。普通の大人の男性で、仕事もしているのに、このままの状態で、1週間様子見れますか?!」と、ちょっときつめに言うと、血液検査の指示が出る。

単純CTでは肺炎像なし。食事が摂取できていないのでとりあえず点滴施行。生食500㎖。点滴中に検査結果の一部が出て、3日前よりCRP上昇している。


<血液検査結果>CRP12.32↑(正常値:0.18以下) 白血球112.4↑(正常値:30.4~96.4)


抗生剤点滴追加。入院は本人が拒否。「叔父のお通夜と葬式に行かないかん!入院はできん!」と。点滴終了後薬局に寄り、抗生剤の内服薬(カロナール、レボフロキサシン)を受け取り帰宅。帰宅後は、倦怠感あるが入眠する。

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