転院決定の連絡がある 劇症型心筋炎発症から54日目~一般病棟㉓~
3月19日(木)
希望していた病院から返事あり。血管外科への転院が決まる。
3月26日 8:50発で転院。介護タクシーの予約も取れる。
看護師から様子を聞くと、昨夜も寝てないらしい。
そして、また、今日から眠剤を変更すると聞く。
どんどん強い安定剤になっていくのが不安でしょうがない。
でも、それも転院まで!
転院したら、面会時間が今より増えるので、医師や看護師とも話せる時間があると思うし、様子もわかる。
そしたら、相談できる。
今は、それだけを希望にして安定剤の変更はしかたない。と思う事にする。
自分が看護師だから、ナースコールを押すのは常に抵抗がある。
それが、呼んでも良いと言われても躊躇する。
急性期でも、慢性期でも、何科でも…医療の現場は大変な状態というのは知っているから。
まして、今は、新型コロナウイルスという未知の感染症で面会制限もあり、現場は対応についていけていない。と思っている。
そんな気持ちから、私はなるべくナースコールを押さないし、看護師を呼ばない。
パパは私が面会しているときに、必ずと言って良いほどトイレの希望をする。
今日は、一人でトイレ介助する。
なかなかの体重と、立位が全く取れないので、大変やった。
でも、トイレ介助を一人でできたら「やるな〜」と、嬉しそう。
やっぱり、スタッフに介助してもらうのは嫌なんよね…
でも、もうちょっと踏ん張ってほしいかな~(笑)
帰宅後、21:19パパから電話(2分41秒)
「まぁちゃん、何しよん?来てやー」と。
不安な様子がわかる。
「心配せんで大丈夫よ。治るけん。あとちょっとで転院できるよ。ほんなら一緒におれる!大丈夫!おかーにーが絶対家に連れて帰るけんね!転院する時には、家に寄ってわさびとぽっぽに会わせるけん。安心して寝て大丈夫よ」
と伝える。
大学病院から転院先の病院の間に自宅がある。
面会制限があっても、私達人間はパパに全く会えないという事はない。
でも、愛犬と愛猫は、パパが自宅へ戻らないと会えない。
なので、介護タクシーに頼んで、途中自宅へ寄ってもらう事を計画していた。
きっと、良い刺激になってくれると思う。
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